私立高校の過去問の取り組み方

中3の塾生に私立高校の過去問を配布するため、印刷をしました。私立高校は生徒ごとに受ける高校が違い、問題も高校ごとに違うので、かなり時間がかかりました。

今年のスタディジャンプ中3塾生が受験する私立高校は全部で6校あるので、6校分の過去問4~5年分用意しないといけません。私立高校の入試問題も、公立高校のようにどの高校でも共通の問題になるといいのに…と印刷しながら思ったりしました。

プリントの山
配った後、生徒がなくさないように、封筒に入れて配布します。

私が過去問を事前に印刷して、生徒に配布する理由は3つあります。

1つめは、生徒の授業時間を最大限確保するためです。前職の塾で過去問を授業ごとに各先生がコピーしていたときは、コピー機待ちの渋滞が発生していました。コピー機が空くのを待っている時間は生徒も先生も何もできないので、もったいないですよね。

2つめは、生徒が家や学校でも過去問を繰り返し解けるようにです。授業ごとに少しずつしか渡さない場合は、授業でやる分しかありませんが、まとめて渡しておくと家や学校でも自分が受ける高校の過去問を解いて勉強することができます。

3つめは、生徒への思いやりです。過去問がどっさり入った封筒は形としてはっきり見えるものなので、言葉で「受験勉強がんばって!」と応援するだけよりも、はっきり生徒・保護者さんに思いが伝わります。

私立高校の入試対策は不要?

「私立高校の過去問はやらなくていい」と言う塾の先生もいます。私立高校は対策しなくても合格するから、やらなくていいという考えですね。

しかし、近年は私立高校の国からの就学支援金が増額された影響で、私立高校を第一志望で受験する生徒が増えています。そのため、私立高校入試でも不合格や転科・転コース合格、保留になるケースがあり得ます。

「私立高校は名前を書けば合格」なんていう時代はもう終わりました!

塾に来ている生徒でも、私立専願入試を受験する生徒が増えていますので、私立入試の対策をすることは、塾として必須であると私は考えています。

また、私立高校入試では、入試の得点に応じてS・A・Bなどの学業特待生のランクがつく学校も多いです。だいたい、入試得点率で6割を越えると、ランクが取れる可能性があります。私立入試で高得点を取れるように、過去問で対策しておくと有利ですね!

過去問を解いた後のやり直しが大切です。
できなかった問題ができるようになることで、得点は上がります!

私立過去問の管理方法

スタディジャンプでは、先生用の過去問を取りやすいように、学校ごとに並べて置いています。

先生が過去問を探す時間(無駄な時間)を極力削減する工夫ですね。先生にも生徒にも優しい教室づくりを目指しています。

生徒に渡している過去問の封筒に、過去問進捗表を貼り付けて、過去問の進捗状況と正解率を記入するようにしています。

自分が受ける高校・学科の合格ラインに達しているか、学業奨学生のラインに達しているかの比較ができるようにしています。

過去問は生徒に繰り返し解くことを推奨しています。繰り返し解いていると、正解率は確実に上がりますので、生徒のモチベーションアップにもつながりますね!

また、授業の宿題を忘れないように、メモしておく欄もつけています。

過去問進捗表の用紙。年々、使いやすいように改良を続けています。

投稿者プロフィール

重松 弘樹
福岡県にある、柳川・みやまの個別指導塾スタディジャンプの塾長。
福岡県福岡市出身。柳川市に住んで9年目。
塾勤務歴は、九州最大手学習塾(算数・数学科講師、正社員)、大手個別指導塾(教室長)など、学習塾歴17年目。
理想の個別指導塾をつくることを決意し、柳川・みやまの個別指導塾スタディジャンプを2021年5月に創業。丁寧な面倒見と圧倒的な合格率で、地域No.1の個別指導塾に成長させる。
三度の飯より塾が好き。時間があるときは全国各地の塾を見学に行き、理想の塾について研究するくらい塾が好き。