ホワイトボードで問題を解く効果

スタディジャンプには、教室の入口近くに横幅180cmの大きなホワイトボードがあります。

同じ大きさのホワイトボードが、他の部屋も含めて全部で3台設置してあります。

個別指導塾でこのサイズのホワイトボードが3台もあるのは、珍しいのではないかと思います。スタディジャンプのちょっとしたこだわりポイントですね。

中2数学 多項式の計算問題を生徒が解いている様子

子どもたちの理解度を確認するため、ときどき私がホワイトボードに計算問題を書いて、生徒に解いてもらうことがあります。

その他でも、自習している子どもたちが勉強の教えあいで使うこともあります。

皆さんが利用しやすい場所に大きなホワイトボードを設置すると、いろいろな用途がありますね。

↑こちらの記事に載っている小学5年生の男の子は、家のリビングの壁に取り付けられた大きなホワイトボードで数式を解いているそうです。

ホワイトボードで問題を解く効果には次のような点があります。

効果その1:字が大きいので記憶に残りやすい

ホワイトボードを使用すると、ノートの場合と比べて文字はかなり大きくなります。

文字が大きいということは、それだけ視覚的な刺激が強いことを意味します。

つまり、刺激が強い分、脳にインパクトを与えて記憶に残りやすくなり、高い学習効果が得られるというわけです。

効果その2:すぐ書ける、すぐ消せる

ホワイトボードの利点は、書くスピードの速さと、消すスピードの早さにもあります。

紙に鉛筆で書くときは、間違えた時には消しゴムを使って消しますけど、消しゴムの場合は何度も擦らないといけません。

一方でホワイトボードは、1回さっと拭けば消すことができます。手が汚れるのであまりおすすめしませんが、ちょっとした修正であれば、指でなぞると最速で消せますね。

効果その3:途中式の間違えをすぐに教えてあげられる

これは、教師の視点でのメリットです。

紙で計算していているとき、体の影で子どもが書いている字が教師の側から見えにくいことがありますが、ホワイトボードでは、はっきりと見えます。

ホワイトボードで計算してもらうと、子どもが書いている字がリアルタイムではっきりと見えるので、途中式の間違えをすぐに教えてあげることが可能になります。



ホワイトボードで問題を解く効果はたくさんあります。

ただ、ホワイトボードにはデメリットもあるので、スタディジャンプの授業で常にホワイトボードを使用しているわけではありません。

状況に応じて使い分けている感じですね。

投稿者プロフィール

重松 弘樹
福岡県にある、柳川・みやまの個別指導塾スタディジャンプの塾長。
福岡県福岡市出身。柳川市に住んで9年目。
塾勤務歴は、九州最大手学習塾(算数・数学科講師、正社員)、大手個別指導塾(教室長)など、学習塾歴17年目。
理想の個別指導塾をつくることを決意し、柳川・みやまの個別指導塾スタディジャンプを2021年5月に創業。丁寧な面倒見と圧倒的な合格率で、地域No.1の個別指導塾に成長させる。
三度の飯より塾が好き。時間があるときは全国各地の塾を見学に行き、理想の塾について研究するくらい塾が好き。